脳動脈瘤の手術に挑む患者の皆さまへ
Fujita脳神経外科友の会役員
田中 実
ちょうど10年前、何気なく夫婦で受けた脳ドックの帰り道、車を運転する私の携帯電話に病院からの緊急電話がかかってきました。脳動脈瘤が発見されたから至急病院で精密検査をうけるようにとの指示でした。夫婦で青ざめ、何も考えられなくなり、「死」をも覚悟したことを最近の事のように覚えています。
皆さまが「脳動脈瘤」と言われた時の驚きと恐怖は、生まれて初めての感情ではないでしょうか?「脳動脈瘤=死」この恐怖は誰でも感じる感情で、手術の不安もなかなか拭い去れるものではありません。
私は脳動脈瘤が2か所ありましたから、2度味わっています。
しかし、加藤庸子先生の素晴らしさは、最高度の外科的技術はもちろんのこと、そんな恐怖と不安を抱える患者に心から寄り添ってくださり、その恐怖と不安を払しょくする「能力」をお持ちであることです。技術力のある外科医はとかく自身の技術を鼻にかけ、患者の心のケアをないがしろにすることが見られますが、真の素晴らしい外科医は患者の心も治す技術を持ってみえます。
安心してください!加藤庸子先生にかかれば、あっという間に恐怖も不安もなくなります。勇気をもって「かつての何事もなかった日」を取り戻しましょう。
『私たちは皆さまの仲間です!』